1973年このころからいわゆる演歌・歌謡曲と、 フォーク、アイドルポップスなどが入り乱れ、 チャート的には大変面白い。 ロングセラーも多く レコードが決して安くはなかった時代なのに 音楽文化は活発だった。 FM放送や深夜放送、 そして普及してきたオーディオがレコードの売上を支えていたし、 TVの歌番組も結構あったから面白い時代だった 1972年の 年間第1位 は 女のみち だったが 1973年の1位も 女のみち すなわち2年連続で年間売上1位なのであるが 皮肉にもこれが他の演歌のチャート進出をはばんでしまう かわってチャートの常連になったのが ア軍団 と フォーク勢であった ア軍団は名前が あ ではじまる女性アイドルで 天地真理 アグネスチャン 浅田美代子 麻丘めぐみ あべ静江 らがかわるがわるチャートの上位を占め これに 南こうせつとかぐや姫 チューリップ などのフォーク勢 野口五郎 西城秀樹 郷ひろみ の新御三家 森昌子 桜田淳子 山口百恵 の中3トリオ がからんで 第1期アイドル黄金時代を築く けど レコード大賞は 大して売れなかった 夜空 (五木ひろし) がとるんだな <<この年の紅白>> (5)いしだあゆみ/ブルーライト・ヨコハマ (10)西郷輝彦/星のフラメンコ などはずっと前の曲のような気がする (初)森昌子/せんせい たぶん 15歳2ヶ月 で最年少記録 (初)八代亜紀/なみだ恋 ♪夜の新宿 ・・・ (7)菅原洋一/今日でお別れ これも古い (初)チェリッシュ/てんとう虫のサンバ (初)ガロ/学生街の喫茶店 フォーク系で出場してるのはこれくらい (初)麻丘めぐみ/私の彼は左きき (初)三善英史/円山・花街・母の街 ともに2年目で初出場 (3)山本リンダ/狙いうち (初)ぴんから兄弟/女のみち (初)アグネス・チャン/ひなげしの花 (初)郷ひろみ/男の子女の子 (2)天地真理/恋する夏の日 (2)沢田研二/危険なふたり (6)森進一/冬の旅 このあたりは代表的なヒット曲 終わりのほうは ほとんどナツメロ大会みたいだった 中には1年に1回しか見ないような人も・・・ ヒット曲のない化石歌手が出るのも紅白 ということでしょうか ジャンル別一覧
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